top of page

分析整頓®︎研究ノート No.0002

9月8日
読了時間: 2分

〈テーマ〉

混沌とは悪いことなのか。

〈現時点での結論〉

混沌は、一概に悪いものとは言えない。


  1. 「混沌」とは何か

    本研究ノートでは、「混沌」とは、物事の関係や意味が見えず、まだ整理されていない状態と定義します。

    No.0001では、慣れたやり方を続けることで、

    慣れる → 違和感 → 後回し → 積み重なる → 混沌

    という状態に至る過程を考えました。この流れだけを見ると、「混沌」は避けるべき悪い状態のようにも見えます。


  2. 同じ「混沌」でも意味は同じなのか

    たとえば、部屋を整理するために、収納されている物をいったんすべて出すことがあります。一時的には、それまで以上に散らかって見えるかもしれません。しかし、そこには「整理する」という目的があります。一方で、物を元に戻さない、判断を後回しにするといった行動が積み重なり、結果として混沌になることもあります。

    同じように「混沌」に見えても、そこに至る過程は同じではありません。


  3. 図解

             

  4. 図解から読み取れること

    目的を持った行動の途中で、一時的に混沌が生まれることがあります。

    一方で、目的を持たない行動や変化が積み重なり、結果として混沌になることもあります。また、目的がないまま生まれた混沌でも、「なぜ、こうなったのか」という問いから目的を見いだせば、そこから分類・分析し、再構成することができます。

    つまり、見えている状態だけでは、その混沌の意味を判断することはできません。


  5. 現時点での考察

    混沌には、その状態に至るまでの履歴があります。

    「なぜ、こうなったのか」と問いを持ち、その履歴をたどり、分類・分析することで、表面からは見えなかった本質が明らかになることがあります。

    混沌そのものが発展を生むわけではありません。しかし、目的を持って向き合うことで、混沌は発展へ向かう過程や、発展の出発点になり得ると考えます。

    だからこそ、現時点では、混沌は、一概に悪いものとは言えない。と考えます。

    そして、ここでもう一つの疑問が生まれます。


    目に見える「混沌」と、私たちの思考には、どのような関係があるのでしょうか。

    この問いについては、次の研究で考えていきます。


Phase1:仮説

bottom of page